ギフトと言えば中元・歳暮のものだけと思っていられないでしょうか。やはり一番盛り上がるのはこの2シーズンです。百貨店、スーパーマーケット、コンビニエンス、ギフトショップの品揃えが多くなります。しかし販売数量は、与件が絡み非常に読みづらいものです。
供給している業社は、過去のデータを駆使して立案しますが必ずしもピッタリの数字にはなりません。もし不足が生じた場合、中元・歳暮の締め切りは決まっているため遅延は絶対に許されるものではありません。その為供給業社は、多く製造せざるを得なくなります。余った商品はどうなるでしょうか。
シーズンが終わると叩き売るしかありません。百貨店ではテレビでニュースになるくらいにギフト処分市が開催され良い品が安価で購入する事が出来ます。地方によっては、中元・歳暮の時期が異なりますが少し時期をずらせば安価に購入する事ができます。贈答用でなく自分で消費するのであれば処分セールが狙い目と言えます。
贈答時期が過ぎてしまえばその価値が下がると言う事です。もの余りの象徴である事には違いありません。またサービスレベルの向上により消費者には絶対迷惑をかけられないとする小売の考えより供給業社が過剰製造に陥っている状況にあります。また供給業社は、中元・歳暮に向けて商品開発をする為、端境期は安価で購入する事が出来ると言う事です。
中元・歳暮時期、ディスカウント率の高い店をチェックしておく事も重要です。